最近ずいぶんと街中でレクサスを見かけることが増えました。
新型もあれば旧型もありますが、車に疎い人は見分けがつかないので「レクサスやで!」とドヤっている人もいるのかもしれません(笑)
レクサスが日本で販売開始したのは2005年でしたので、2020年現在、街中で走っているレクサスの中にも相当な数の中古車が混ざっているのが実際のところでしょうけどね。
筆者も実は過去レクサスオーナーでした。
今後はさらに値段が落ちていくので「中古でもレクサスに乗りたい」と考える人が増えるかもしれないと思い、このことを記事で取り扱ってみたいと思います。
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レクサスはピンキリだけど値引きはない
トヨタやホンダに乗っていた人がレクサスの購入を検討する際、やはり気になるのはその値段ですよね。
新車価格で見てみると、エントリーモデルのCTが383万円~、社長が乗るようなLSが999万円~と設定されています。
さらにここに、レザー、スポイラー、インチアップ、ホイール交換などのオプションをつけていくと30~40万円増になります。
レクサスと言っても、上と下ではピンキリなんですよね実は。
そして、かなり高額な車なので少しでも安く購入したいあまり、ディーラーで「ほかの車と比較してるんだけど、安くならないですか?」という庶民感覚丸出しの質問をしたくなりますよね。
結論を言えば、レクサスに値引きはないと思ってください。
というかプレミアムをつけるためにあえて価格を引き上げていると考えた方がいいです。
アウディとかBMWとかベンツとかでは値引きもあるかもしれませんが、レクサスはそこの価値を落とさないよう慎重です。
レクサスに乗れば間違いなくモテる
心理学の研究で、高級なものを身に着けたり所持していたりする男性は、そうでない男性に比べて魅力度が高くなることが分かっています。
ごくごく当たり前のことのように思いますけど、高級車に乗っているからといって、その人が金融資産を持っているか、高収入なのかは分からないですけどね(笑)
短期的な恋愛では外見的な魅力と経済力によって「モテる」ことが分かっていますので、女性はやはり高級車に弱いでしょうね。
外見に自信がない男性でも、魅力度を補ってくれる最高のアイテムが高級車です。
ガリバーで購入した中古車であってもほとんどの女性は気づくことがありませんので、しれっとレクサスデビューしてみるのもアリかもしれません。
レクサスオーナーと呼ばれるディーラー購入者
レクサスディーラーで車を購入した「レクサスオーナー」はプレミアムを知っています。
なので、このプレミアムを知らないオーナーはガリバーレクサス(笑)あるいはビッグモーターレクサス (笑)かもしれません。
以下でレクサス ・プレミアムをご紹介します。
※中古車は経済的で合理的な選択ですが、レクサスオーナーと呼ばれるためにはディーラーに足を運んで購入したほうがいいです。
レクサス・オーナーズラウンジ
レクサス 各ディーラー内には、オーナーズカードを持っている人しか入れないスペースが用意されています。
他の外車メーカーでもアストンマーティンなんかは同様にラウンジを設定していますね。
ラウンジがあるのとないのではオーナーへの特別感が違います。
車のメンテナンスでラウンジを訪れると、コーヒーとおしゃれな茶菓子を出してくれるのも、心遣いが伝わってきます。
それと、ラウンジに限りませんが、レクサスディーラー内はアロマの香りがしていて、香りまでデザインされているところに「一流のおもてなし」を感じることができます。
レクサス・オーナーズデスク
今考えれば、あまり必要性を感じないサービスなのですが(笑)、ナビからオーナーズデスクに電話をかけると、オペレーターが丁寧な対応をしてくれて、目的地設定、レストラン予約、渋滞状況など、まるで秘書のように対応してくれます。
運転中はナビの操作ができないので、代わりにナビを遠隔操作して目的地を設定してもらうのに便利でした。
特に高速を走っていて「ゴルフ場までのナビを入れてなかった」というシーンで大活躍していました(笑)
レクサス・オーナーズカップ/パーティ
任意参加ですが、年に1回、同じディーラー内のレクサス オーナーが集まるゴルフトーナメントに招待されます。
年末くらいの時期には抽選に当たればクリスマスパーティにも招待されることも。
筆者はそのような場に行っても「若造が」と言われるのを当時ビビッていましたので、一度も参加したことはありませんでしたが「一回くらい経験のために参加しておけばよかった」と、今になって思います。
コンパクトなエントリーモデル「CT」
さて、ここからは若者でもがんばれば何とか手が届くレクサス(400~500万円)を紹介したいと思います。
1台目はレクサスCT。
ハッチバックモデルのこの車に筆者も乗っていました。
レクサス上品な白が、静かなのにパワフルな走りが、毎日を(特にデートシーンを)刺激してくれました。
オススメの最大のポイントは、レギュラーガソリンで走ることと燃費がいいこと(笑)
CTはすべてハイブリッドモデルなんですが、燃費がカタログ値で26km/lで実燃費が筆者の場合は大体21km~22km/lでした。
これって高級車の部類ではかなり優秀なんです。
昔もそして、たぶん今も。
ほかのレクサスはハイオクばかりで、燃費は大体10km/l程度ですからね。
2倍も走ってくれます。
「高級車に燃費求めんなよ」って話ですけど、乗り始めたら結構な差が出ると思うんですよね。
とにかくコンパクトな車で、正面から見てレクサスと分かって、運転席と助手席をメインにしてデートとかで使う車ならCTは超オススメです。
20代後半からはコンパクトSUVの「NX」
車の購入を考えはじめたとき、このNXのCMが衝撃でした。
実際のCMがこちらです。
https://youtu.be/fCGYX3quPrw
だってこれ確か2014年か2015年頃のCMですよ?
音楽と映像と企画の一体感・センスが素晴らしいと今でも思います。
美しすぎる。
それに、NXはSUVなのでちょっと車高が高いので、乗り降りもしやすくて遠出をしても疲れない車。
レクサスは全体的にガンダムみたいで、カドがカクカクしてますよね?
その先駆けだったのがNXで、レクサスのデザインに一石を投じた感じがして若さを感じる車なんです。
言うまでもないですけど、NXもCTも超運転しやすいです。
ステアリングが重みがあるのに軽やかですし、走り出しも上品です。
それにサスペンションの設計が見事なのか、外車のように跳ねて尻がゴツゴツしませんし、遮音性が高いので風切り音は皆無です。
一度あの上質さを味わったら、ほかの普通車には戻れなくなります…。
レクサスの品格
ここまでレクサスをベタ褒めしてきたのですが、最後はちょっと本音を言わせてください。
これはレクサスの企業努力ではどうにもならないのですが、クラウンが中古車になったら「ボロクラウン(若者が車高を下げてタイヤをハの字にするやつ)現象」が起きてしまうように、レクサスも「劣化サス」が誕生し始めています(笑)
中古車の購入は経済的・合理的なので否定しませんし、資源の再利用ができていいと思います。
でも、ヤンキー仕様になると一気に品格が落ちて、レクサスブランドがオワタOTLと感じるのは筆者だけでしょうか。
こればっかりはしょうがないんですけどね。
フェラーリとかランボルギーニとかなら中古でも高いままで市場に出回らないからいいんですよね。
BMWとかベンツとかの中古車だと壊れるし改造パーツもそんなに多くないから、それほどボロクラウン現象は起きないんですよね。
でもレクサスは、中古だと100万円台まで落ちてるのもあるし、まずほぼ壊れないから改造パーツ屋さんも喜んでパーツを作るんですよね。
それと、レクサスを街中で見かける機会が増えたことでレクサスブランドのプレミアム感が薄れてきていることもあります。
さて、NXで自動運転車が発売されたらまたレクサスに乗りたいと思う一方で、プレミアムな車でなければプリウスでも十分だと思うので、今後の「ブランド力」維持の戦略に期待したいです。
「車屋さんやめます」と宣言している時点で、高付加価値の車を作る事業からトヨタは撤退していくのかもしれませんが…。
最後に、筆者が運転した中で最もセクシーなISのCMを動画紹介して締めたいと思います。
マイナーチェンジ後の型じゃなくて、アルテッツァの面影を残したこっちの方がいいんですよね〜。
発表されてから、かなり年数が経つのにまだかっこいい。
やっぱり、センス感じるなあレクサス 。
https://youtu.be/vEzBKRpqFM8

https://redbrue.com/similar-toyota-lexus/
