学生は部活で汗を流して青春?
確かに、部活で輝く人もいます。
でも部活で補欠だったら、3年間をベンチ生活で終える人もいます。
学生時代の何でも吸収できる時期に我慢して過ごすより、自分が輝ける分野で活躍したらいいのではないでしょうか?
今の時代インターネットがあるので、やる気があれば大体のことはできるはずです。
レギュラーか補欠か
「俺か俺以外か」みたいな感じの見出しにしてみました。
ホストであるローランドさんの言葉、幅広く使えますね(笑)
はじめに断っておきますが、
「部活動を3年間続けることに意味がある」的な精神論者に対しては、今回の記事では全く取り合いませんので、その点をご理解ください。
さて、小学校、中学校、高校、大学とクラブ活動なるものがあるわけですが、補欠ならさっさとやめた方がいいと個人的に思っています。
なぜ、部活するのかって言ったら、
「プロ選手になるため」
「試合を楽しむため」
「仲間と過ごした時間を作るため」
といった目的が一般的ですよね。
しかし補欠部員で試合や発表の機会がないと「ほぼ何もしていないのと同じ」です。
補欠でも友達をつくれる、精神的に強くなれる、体力がつく、とかあるとは思いますけど、それって部活じゃないとできないことではないですからね。
誰のための部活か
運動部だと特にこの傾向が強いですが、部活動を辞めようとしたら引き止めてくる指導者や親なんかもいますよね。
そういう人には「自分は自分のために部活をしている(=あなたのために部活をしているのではない)」と言ってあげましょう。
勉強や運動を続けることには意味がありますが、部活動を続けるそれほど意味はありません。
例えば、自分の高校が甲子園に出場したとして、面接なんかで「母校は甲子園に出場しました」とは言えても「甲子園球場でホームランを打ちました」とは言えないわけです。
スタンドでの応援はその時は臨場感が楽しくても、残念ながら、その後の人生で役に立つことはありません。
自分のために部活をしていないのであれば、さっさと辞めてしまいましょう。

部活を辞めるのに罪悪感はいらない
日本の教育ではなぜか、部活を辞めることを「悪」とみなされる傾向にあります。
ですけど、そもそも部活を辞めることの何が悪いのでしょうか?
例えば、社会人が野球チームに入ってみて「面白くなかったから辞めた」「気が合わなかったから辞めた」という人は数え切れないくらいいるはずです。
なぜ学生が部活をやめるときだけ「悪い」になってしまうのでしょうか?
大丈夫、何も悪くはありませんよ。
あなたの意思決定を肯定的に捉えることができない周りの人の理解力が低いだけです。
それに、本当はバスケがしたいけど、バスケ部がないからしょうがなく野球をしている人だっていますよね?
やりたくないことは無理して続けなくていいんです。
一度きりの人生なんですから。
部活を辞めてできた時間で別の分野に挑戦する
部活でどれくらいの時間を失っているか考えたことがありますか?
ユニフォームに着替えたり、機材を準備したり、他県に練習試合で移動したり、その部活のためにいったいどれくらいの時間を消耗しているでしょうか。
部活を辞めた後は別の部活を探してもいいとは思いますが、消去法で別の部活をするくらいなら、プログラミングなどこれから役立つ知識を学んだ方がよっぽどマシです。
将来的にIT(IoT)系の人材が不足することは明らかですので、何もすることがない若い人(学生)は特にプログラミング学習をオススメします。
部活を続けると社会で評価されるのか
いくら野球ができても、あなたの仕事が野球でなければ役に立ちません。
「ずっとベンチで試合には出られませんでしたが、野球を続けてきたので気合と根性はあります」と「プログラミングを勉強して“C言語”には自信があります。」とアピールする学生のどちらが社会で評価されでしょうか?
言うまでもなくプログラミングができる学生です。
仮に、野球を続けてきた学生の方が有能だとして採用を行った会社があったとしても、そんな会社に未来があると思いますか?
これからの社会では、専門的かつ実用的な能力が求められます。
社会で本当に必要な能力を身につけるために時間を投資しましょう。
あとがき
青春を楽しむのもいいでしょうけど、部活を辞めると本当にやるべきことが見つかるかもしれません。
この記事を読んでくれた人が、部活を辞めることを「肯定的」に捉えて、新たな一歩が踏み出せますように筆者は願っています。
https://redbrue.com/worth-having-worry/
