家に帰ったら「とりあえずテレビをつける」という人は、まだまだ多いのではないでしょうか。
筆者はテレビを見ることはほぼありませんが、数年前、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド(ゲーム)のためだけにSONYの50型4Kテレビを購入しました(笑)
ゲームを一通り遊びきったので、今ではテレビがほこりかぶっています…。
思い返せばちょっと贅沢な買い物でした。
それはさておき、今回の記事はテレビを見ない人(特に若者や子ども)について記事を書いてみたいと思います。
テレビ視聴と社会変化
スマホが普及して以降、テレビを見ないという人が増えているように感じます。
人からテレビを遠ざけた最大の要因は、スマホで暇つぶしができるようになったことが大きく、その証拠にスマホを持たない高齢者や子どもの年齢層では、まだまだテレビを見る派が多いです。
それと、テレビ視聴者のリテラシーも年々向上してきており、テレビ番組の「コンテンツがくだらないこと」に気づく人も増えてきました。
ひと昔前までは、各家庭のリビングにテレビがあって、そこに集まった家族が一つの番組を見て楽しんでいました。
仕事や学校を終えて帰ってきた家族が集まり、夕飯時に楽しむ最大の娯楽は、間違いなくテレビだったはずです。
しかし、今ではその代替となるコンテンツが世の中に溢れています。
時間を節約できる映像コンテンツ
では、テレビを見ない人が代わりに時間を使っているコンテンツは何でしょう。
おそらく、多くの人はテレビを見なくなった時間をスマホ、タブレット、パソコンなどに費やしているでしょう。
「それって、結局、動画を見たりするからテレビと変わらないのでは?」
確かに、バラエティやアニメの動画を見ているのであれば、テレビと同様に映像コンテンツに時間を消費していることに変わりはありません。
ただし、時間の使い方を考えてみれば、テレビを見るよりもスマホなどの機器で動画を楽しんだ方が圧倒的に優れています。
なぜなら、スマホなどの機器なら早送り、巻き戻し、一時停止、倍速、広告飛ばしなどのテレビにない時間節約の機能があるからです。
例えば、アニメのオープニングやエンディングを飛ばすだけで1話あたり2~3分の時間の節約にもなります。
オープニング主題歌を毎回聞いてテンションを上げるのもいいですが、やはり同じ映像には飽きる人が多いでしょうからね。
※ただし、最近のアニメ「鬼滅の刃」のオープニング主題歌であるLiSA『紅蓮華』はかなりいい曲だったので、筆者も毎回聴き入ってしまいました…個人的には、2ndシーズンも『紅蓮華』を続投してほしいくらいです。
「見ている」か「見せられている」か
テレビから視聴者が離れていっているのは、テレビには「見なくていい情報」がたくさん差し込まれているからです。
もともと、テレビ業界自体も営利企業なので、スポンサーと密接な関わりがあり、放送内容には「忖度」が含まれています。
テレビ出演者は、スポンサーに対するネガティブな発言はできませんし、グルメリポートなどでは、まずくても美味しいとしか言えません。
そして、テレビは15分に一度、視聴者に興味がないCMが流れますが、これもいやいや見せられている情報です。
一方、Youtubeなどの動画サイトは、見たい動画を自分で検索し、必要なコンテンツにピンポイントでたどり着くことができます。
動画広告が数秒流れることもありますが、飛ばせるものも多く、テレビCMほどだらだらとした時間を過ごすことにはなりません。
これからの時代、情報コンテンツを選んで「見ている」ことが重要です。
「見せられている」のであれば、だらだらと時間を消費していくことになります。
あとがき
繰り返しになりますが、テレビを見なくなると、
「時間が節約できる」
「必要な情報の取捨選択ができる」
という大きなメリットが得られます。
一方、周りの話題についていけないなどのデメリットが出てくる可能性があります。
でも、タピオカジュースが流行ってるだとか、芸能人が不倫したとか、クスリキメちゃったとか、テレビで扱っているのは、どうでもいい話が多いと思いませんか?
飛び込んでくる情報を全部受け止めていては、本当に必要な情報にたどり着けなくなります。
本当に必要な情報は、自分から検索して、ピンポイントで探すものですよ。
