先日の記事で時間の使い方に触れたので、今回は筆者が実践している時間管理の方法について紹介したいと思います。
とは言っても、
「素人のお前の時間管理なんか知るか!」
と言われると何も言えなくなってしまうので、まずは自分が効率よく時間を使えているという根拠を示します。
ブログを毎日見てくれている読者さんはお分かりかと思いますが、筆者はこの記事で54日連続で記事を投稿しています。
当然サラリーマンとして昼間は仕事があるので、それ以外の時間を活用して、その日のうちに記事を書いています。
そしてほとんどの記事が2,000字オーバーです。(中には4,000字以上も。)
字数のイメージとしては400字詰めの原稿用で紙約5枚分(原稿用紙には余白がある)と言えば伝わりやすいかと思います。
自分で言うのもあれですが、これだけの字数を毎日投稿するのはなかなか大変で、1記事あたり短くても2~3時間くらいはかかります。
2,000文字でも結構時間がかかるんですよね、実は。
ということで、毎日ブログに2~3時間を割けていることは事実としてあるわけです。
単身彼女なしだからこそ成せる技かもしれませんが、時間の使い方は結構工夫している方だと思うので、もしよかったら「時間の使い方」を見直す際のご参考にどうぞ。
今回の記事では「無駄な時間の減らし方」をお伝えしつつ「上手な時間の使い方」へと橋渡しをしていきます。
Contents
無駄な時間の減らし方
まずは「無駄な時間」の定義ですが、筆者としては「考えることや作業に使えない時間」のことだと思っています。
世の中にはどうしても割かないといけない無駄な時間は存在しますが、それを最小化することで有意義な時間の割合が増えていきます。
テレビ番組は基本見ないようにする
テレビを見ない人は最近割と多いのではないでしょうか。
筆者もゲーム用に買った50型のテレビがあるのですが、電源プラグは抜いています。
主に大画面でアニメや映画を観たいときや、ゲームの時には使っていますが、テレビ番組は一切見ません。
テレビを見ないようにしたきっかけは、シンプルに無駄が多いからです。
自分が見たいと思ったドラマやバラエティがあったとしても、1時間の枠だとすれば最低でも7~8分はCMですし、見たくないところを飛ばすことも倍速にすることもできません。
今はコンテンツを見せられるのではなく、見たいものだけ選んで見る時代ですから、テレビ番組を見たい時は後日、TVerとかPrimeVideoで見ますね。
スポーツ番組などリアルタイムで見る価値があればまた別でしょうけど。

食事回数(時間)を見直す
みなさんは1日何食ですか?
筆者は基本1日2食か1日1食です。
食が細いわけではなくて、食事回数が増えると食事に使う時間が増えるからです。
「1日3食食べないと健康を壊す」とかいう人もいますけど、逆に「何で3食食べたら健康なのか考えたことある?」と聞き返したいです。
たぶん栄養士さんでも支持するエビデンスによって、何食を推進するのか答えが違ってくると思います。
インドのラマダンとかだと1ヶ月断食するわけですから、むしろ1日3食は食べ過ぎだと思いますけどね。
なので1日3食にじゃなくても健康状態やパフォーマンスに問題がないなら、2食でも1食でもいいんじゃないかと筆者は思いますけどね。
それに時間節約的な観点では、単純にランチをとらないなら昼休み全部を作業や読書に充てることもできます。
※もちろん、食事抜きでは場の雰囲気が壊れるようなシーン、例えばデートや会食の場面、旅館の朝食なんかは相手に合わせて普通に食べますよ。
できるだけ公共交通機関で移動する
車を運転するときはカーシェアかレンタカーを使っていますが、基本はJRやバスなどの公共交通機関やタクシーを駆使して目的地へ移動します。
世の中には車を運転できない人(子どもや高齢者、ハンデがある人)もいるので、公共交通機関は大体どこにでもアクセスできるような仕組みになっています。
余程の田舎ではない限り、車を所有しなくても困ることはありません。
そして車を運転するときに忘れられがちなのが「運転する時間=考えることや作業に使えない時間」だということです。
2時間の移動を運転で過ごしたか、読書で過ごしたか、その積み重ねが将来的に個人の能力差となって現れるかもしれませんよ?
他方、ドライブが好きという人にとっては運転自体が趣味という意見も分かりますけどね。(筆者も以前はそうでした。)

仕事の出来は70点でOKと心得ておく
もちろん仕事でも時間短縮のために心がけていることがあります。
ビジネス書ではよく言われていることですが「仕事で完璧主義者になってはいけない」という考え方です。
100点の成果物が必要なら目指した方がいいですが、仕事で常に100点を求められることなんて、そうそうないはずです。
芸術家とか作家とかならまだ分かりますけど。
例えば「いつもお世話になっております」から始まり「よろしくお願い致します」まで、丁寧に一字一句間違わないようにタイピングしても、その2文をじっくり読む人なんていないですよね。
なので筆者は、仕事の出来は基本は70点を目指して、正確さが求められる時だけ100点になるように繰り返し見直すようにしています。
世の中のほとんどの仕事って、捌いたらそれで終わりで見返すことがほとんどないわけですから、そこに全身全霊を傾けるより、さっさと終わらせて次の生産物に向かった方がいいと思いませんか?
上手な時間の使い方
ここまで無駄な時間の減らし方を書いてきました。
次は、空いた時間をどのようなことに使えば有用と言えるのか「上手な時間の使い方」を考えていきたいと思います。
筆者が考える「上手な時間の使い方」の定義は「時間の質が高まり、かつ自己投資になること」です。
起動回数(細切れ時間)をまとめる
「起動回数?何のこと?」
筆者はできるだけ時間が細切れにならないよう気を付けています。
例えば、2時間の作業でブログを書く場合「1時間+30分+30分」でも「丸々2時間」でも時間数は同じですが、頭を作業に切り替える時間やパソコンを立ち上げたり作業環境を整える時間が内在するので、時間はできるだけまとめて取るようにしています。
集中力が落ちてきたら、思い切って一旦区切った方がいい時もありますけどね。
そのこともあって、読書や作業をするときはスマホを触らないように注意しています。
邪魔が入らない時間「朝の時間」を活用する
断トツでオススメする時間の使い方が「朝の時間を長くすること」です。
「朝活」なんていう言葉もあるくらい一般化していますが、
朝の時間は本当に生産性が高いです。
筆者は、時々仕事で遅くなったりもするのですが、遅くても10時前には寝るようにしています。
そして起きるのは4時前後です。
「おじいちゃん」と呼ばれそうなレベルの早起き野郎です。
朝の時間を重視するようになったのはシンプルに次の理由です。
- 夜にラインやSNSをすると寝るのが遅くなる
- 朝は誰にも邪魔されないし静かで空気が澄んでいる
それと実は、この「朝の時間」を初めたからこそ、ブログを書く時間が確保できています。
「2,000文字をいつ書いてるの?」
大体1,200~1,300文字は、朝出勤する前にできています。
言葉がポンポン出てくる時は、朝の出勤前に記事が完成していることさえあります。
筆者の場合はブログですが、みなさんも何かスキルを磨きたいなら「朝活」オススメですよ。
遊びも「経験」や「投資」になるよう設定する
上手な時間の使い方と言っても、筆者も人間なのでたまには息抜きしたくなるものです。
月に何回かは夜通しで飲みに行ったり、旅行したり、散歩しながら写真を撮ったりしています。
ただそんな時さえも、その経験を通して成長できるかどうかを考えてたりします。(魅力的な女性と会うときはまた別の話ですけど。)
なぜなら同じ人と短期間で繰り返し会ったとしても、自分が成長できる限界があるからです。
仲がいい友達と過ごす時間も久しぶりなら「時間の投資」になりますが、ついこの前も会っていた友達なら「時間の浪費」になることがあるので、そこは線引きする勇気も大事かもしれません。
それに友達とか仲間は固定しすぎない方がいいと思います。
その環境に馴すぎるということは、成長がとまってしまって新しいことを吸収できなくなるということでもあるので。
まとめ
さて、今回の記事は「時間の使い方」をテーマとして、充実した人生のために時間管理が重要なことと、具体的な方法をご紹介してきました。
もう一度振り返っておきます。
☆無駄な時間の減らし方
・テレビ番組は基本見ないようにする
・食事回数を見直す
・できるだけ公共交通機関で移動する
・仕事の出来は70点でOKと心得ておく
☆上手な時間の使い方
・起動回数(細切れ時間)をまとめる
・邪魔が入らない時間「朝の時間」を活用する
・「遊び」も経験や投資になるよう設定する
生活環境によって取り入れることができないものもあるかもしれませんが「コレいいな!」と思えるものがあったら是非取り入れてみてくださいね。
それではまた明日!くじら!

