みなさんは「自分の店を持って商品を売ってみたい!サービスを提供してみたい!」と、考えたことはあるでしょうか?
筆者はブログを始めてからはよく考えるようになりました。
今の仕事環境にほとんど不満はないのですが「挑戦できないこと」だけはどうしても不満がありました。
決まった「作業」を淡々と処理するだけの仕事には退屈を感じやすい性格だと自覚し始めたんです(笑)
そのせいか、最近は転職や起業を考えることがすごく多いです。
ただ、起業するにもまとまった事業資金が必要になるので、まずは転職かな…と考えていました。
ところが今日読書で仕入れた知識を使っていけば、事業資金がゼロからでも起業できる方法があることを知りました。
おそらく筆者の友人や同期がこの話を聞いたら、今の仕事を辞める方が「リスク」が高いと助言してくれるでしょう。
でも筆者の場合、安定した収入や地位が欲しくて仕事をしているわけではありませんし、挑戦するマインド(心づもり)がない人生はつまらないと感じているので、早ければ来年、遅くとも再来年には今の仕事を辞めて次の道を歩もうと思い始めたところです。
で、何かやりたいことが見つかったのかと言えば、
「人の出会いの場(恋愛+ビジネス)を作る」
「イベントを企画」
「地元の人や産業の広告」
などに興味を持ち始めました。
それと、自分が事業責任者になって従業員の雇用を創出して「地元長崎に貢献したい」という思いもあります。
まあ「言うは易く行うは難し」ですから、実際に行動してから言えって話ですけど、いま宣言しておけば自分のモチベーションを落とさずにいけるかなと思ったので、一応今日考えたことを記事にしてみます。
資金調達の方法「クラウドファンディング」
冒頭でお話した事業資金調達の方法とはクラウドファンディング(以下「クラファン」)のことです。
最近では様々なメディアで紹介されることもあるので、知っている人も多いかもしれません。
クラファンの第一人者キングコング西野さんの言葉を借りれば、クラファンは「予約販売」と言い換えられています。
要は「リターン(返礼品)で応えるので資金を投資してくれませんか?」という話です。
アイデアと信用次第で事業を始められるってすごいことですよね。
ただ、このクラファンは芸能人がやっても失敗するくらいなので、明確なビジョンを支援者に示していかないと達成は困難だと言われています。
どのようにして信用を貯めるのか、まずはそこを考えないといけません。
今も考え中です…うむむ。
ただ、銀行に事業計画書を提出して融資を受けるだけの時代は終わり、個人投資家や一般群衆(クラウド)からオンライン上で資金を集めることができるようになったことは社会の肯定的な変化だと思います。
資金力を持たない人でも起業できるようになったことで、アイデア次第では誰にでもチャンスがあるわけですから。
飲食以外に価値があるカフェ
筆者が起業するとしたら、まずカフェをやりたいと思っています。
おそらくこれからの複業の時代に入れば、ノマドワーカー(遊牧民のように時間や場所にとらわれず働く人)や未婚者がさらに多くなるので、カフェ需要はさらに高くなっていくと考えています。
そして、人間のコミュニケーションの場に必要なのは落ち着く空間設計、電源、空調、飲み物、トイレなどですが、それらが完備された場所は長崎には意外と少ないのでチャンスもあるかなと。
あと、個人的にカフェはコミュニケーションの場所なので、コーヒーの味とかはそこまで気にしなくていいと思うんです。
と言うか、話はしたいけど飲み物はコーヒーより水がいいという人だっていると思うんです。
だから、飲み物に対してではなくて、コミュニケーションの場に対して価値を感じてもらって、「コト消費」として代金が発生するビジネスモデルでもカフェはやっていけるんじゃないかと。
先日、新宿駅のカフェを覗いてみて思ったんです。
スタバはもちろんのこと、それ以外のカフェでもお客さんはいっぱいでした。
ビバレッジ(飲料)やフード(食べ物)の味だけでカフェを選ぶなら、それらの人気のあるなしで客の入りが変わってくるはずです。
ところが、全てのカフェが満杯状態でした。
そこで気付きました、顧客はカフェ入って「飲食」ではなくて「空間と時間」を買っているのだと。
話は変わりますが、
例えば、馴染みのバーにイケメンの店員さんや美女の店員さんがいて、その人を見たいから通っているお客さんがいるとします。
そのお客さんはバーで出されたお酒に対してお金を払っているようで、実は本質的に空間や雰囲気にお金を払っていることになります。
あなたが購入しているモノやサービスも実はそれ自体を買っているのではなくて別の隠れた「価値」を買っているものがありませんか?
それってビジネスになると思うんですよね。
そういう意味でカフェの活用は「価値をずらす」ことが多分にできるので可能性が無限大だと思っています。(この話の原点は西野亮廣さんのVoicyをCheckしてみてください)
あとがき
世の中のサービスや仕組みはこれからもきっと変わり続けますが、人と人のつながりは絶えないでしょう。
だからこそ、人との出会いをコスパ良く実現したり、サポートをしたりすることには「価値がある」と筆者は思っています。
特に地方だと特に人が少ないことを理由としてビジネス起業を「無理ゲー」だと思っている人が多いわけです。
ところが方法を探せばクラファンのような方法もあるし、少し考えれば世の中には需要がある産業がゴロゴロあるわけです。
この記事を読んで「起業」や「転職」を少しでも肯定的に捉えてもらえる人が増えると嬉しいです。
