最近元気がなくて、更新できていませんでした。
ここで、ちょっと休憩を入れようと思って、ブログを始めたきっかけでも書いてみます。
このブログでは、街コン参加者の参考になる情報をまとめていたり、合コンのイベントページとして使ったり、ライフスタイルに関する記事を書いていたり、飲食店の感想を書いていたり、いわゆる雑記ブログとして色々な話題を取り扱っています。
記事の合計は50記事を超えていて、思い返せば、ブログを始めたばかりの頃2〜3記事を書くことに苦労していた自分が懐かしいです。
ブログじゃなくても、Youtubeでも、LINE@でも、Twitterでも、インスタでも、情報発信ができるなら何でもよかったのですが、他人の土俵より自分の土俵で発信したかったので、サイトの構築から独学でできるブログをやってみようと思いました。
そして、ブログを始めてからというもの、変わったことがあります。
イベント、人、景色、趣味など…「興味」や「好奇心」が湧いてきました。
なぜなら、興味を持って物事を見ようとしていないと、文字としてブログに書き起こしたとき、自分で読んでみても全く面白くないものになってしまうからです。
筆者の好きな伊坂幸太郎さんの小説の中で、次のような内容の言葉があります。
「人生は要約できない。抜け落ちた部分こそが人生。」
確かに要約された情報は、効率的・合理的で無駄がありません。
でも、“削ぎ落とされた部分”にこそ、大事なモノが含まれているかもよ?って話です。
同じ物事を見ても、他人と自分の見方は異なります。
だから、多少考え方が偏ったとしても、「自分らしい書き方でいい」と思ってブログを運営しています。
「お金」は何を表す数値なのか?
さて、話が急に変わりますが、私たちが生きていくために最低限必要なものは何でしょう?
〜 昔話 〜
ある釣り人は魚釣りが得意でしたが、厳しい冬の寒い中で魚が獲れなかったときのために、塩漬けを作ろうと思いました。
ところが、魚は腐る程あっても、肝心の塩がありません。
一方、ある塩作り職人は魚を食べたいけど、魚が釣れなくて困っていました。
塩なら、倉庫に大量の在庫があるのに。
そんなとき二人が出会い、物々交換をすることになります。
しかし、困ったことに塩1kgに対して、魚何匹と交換すればいいのかが、さっぱりわかりません。
そこで、物の価格を決めるため、物品に対する「信用の量」を数値化しました。
これが「お金」です。
〜 終 〜
では、次の発言はどちらが正しいでしょう?
Aさん「お金がないと生きていけない」
Bさん「お金がなくても生きていける」
現代の日本で物々交換などやってられないのですし、お金で物を買えて、物を売れることはすごく便利ですので、Aさんの発言だけが正当に見えます。
ただ、お金は「信用の量」を数値化しただけということを忘れてはいけません。
実は、「お金」がなくても、「信用」さえあれば生きていくことも可能です。
昔話の世界に戻ってみましょう。
釣り人が次の取引をもちかけたとします。
「先に塩くれよ、1ヶ月後には魚を届けるからよ。」
このとき、塩職人の「塩」と交換するはずの「魚」はありません。
それでも取引が成立することがあります。
なぜか?
そう、「塩」と「信用」が交換可能だからです。
お金は一切支払われていませんが、人に対する信用があるからこそ、取引が成立します。
「なるほど現代のアレと同じだな!」
勘がいい人は気付きましたね?
「この洋服かっこいいな!38,500円、クレジットカード一回払いで!」
これも信用で物を買っているんです。
だから、実はお金よりも大切なのは「信用」なのです。
クレジット(credit)の意味は「信用」です。
知っていましたか?
お金を生み出す根源は「情報」
またまた、本で読んだ一説ですが、
「人は知らないものを嫌う性質がある」
これについては、筆者も全く同感です。
特に年配の人に多いですが、知らないものに近づこうとせず、自分の知っていることだけで物事を判断しようとする人のことです。
自分のテリトリーだけで生きていれば、当然、視野は狭くなり、入ってくる情報はどんどん少なくなっていきます。
逆に、情報を意欲的に得ようとすれば知識は広がりますし、意味を持った情報どうしがくっつき、新しい価値ある情報が生まれます。
これはアイデアの源泉とも言えます。
情報需要が高じて、様々なメディアがビジネスになった例が最近かなり多いです。
Youtubeを見ていても、勉強、美容グッズ、体験してみた、試してみた、研究論文紹介など、これらは全て「知りたいという情報欲求」からお金が生まれています。
特に顕著なのが、メンタリストDaiGoさんの動画です。
DaiGoさんは研究者でも学者でもないので自分自身では研究はされていないようです。
しかし、既存の情報をまとめて、
「こういう情報があるから、こうしたらいいかもよ?」
というように情報を2次利用し、そこに「まとめ・解説・ユーモア」という付加価値をくっつけることで、情報の価値を高めています。
情報戦国時代の現代では、先に「新しい情報」を言った(書いた)人がオーソリティ(権威)を持てますし、バズります。
だから、見切り発車でもできるだけ早くスタートした方がいいと思って、筆者はブログを始めました。
情報発信の可能性
今や、TwitterやInstagramで稼いでいる人さえいます。
オンライン上のサービスであれば、商品のアフィリエイトや広告掲載などを容易くできるようになったからです。
「私なんかがブログを書いても、Twitterに書き込んでも、Instagramにきれいな写真を載せても見てくれる人は少数だから…」
と思っているのなら、その可能性をもう一度考えてみてください。
例えば、化粧品を宣伝するとき、「芸能人が使っているらしいから」という理由だけで、消費者はその化粧品を選ぶでしょうか?
おそらく、それだけの理由で化粧品を選ぶ人はいないと思います。(情報の選別ができない人は買ってしまうと思いますが…)
肌質に合うか、香りがいいかなど、実際に使ってみた感想こそが価値ある情報です。
「1ヶ月使い続けてみた」などの体験・まとめ情報があればさらに有益。
少し考えれば分かることですが、芸能人は化粧をしなくても素材が綺麗ですし、同じ化粧品を使っていても、プロのメイクと同じ品質は実現が難しいです。
それであれば、素人が実際に使ってみた感想の方が芸能人の宣伝よりも、一般人にとって参考になる情報だと思いませんか?
さらに言えば、ある程度情報発信力がある人のバックにはスポンサーがついていますので、有名人は商品の品質を本音で語っていない部分もあります。
素人の情報発信に価値がないわけではないのです。
このブログも「誰の役にたつの?」という記事もありますが(笑)、誰かが検索でたどりついて、必要として(あるいは暇つぶしとして)読んでくれているわけですから、素人の記事も意外とあなどれないとは思いませんか?
まとめ
お金は「信用の数量」を表しているだけ。
↓
現代のあらゆるお金は「情報」から生まれている。
↓
「情報発信」の価値は平等にあり、素人情報にも価値がある。
↓
これからは、情報発信できる能力(文字・絵・写真・動画で伝える)は誰もが必要。
あとがき
今後はあらゆる仕事・サービスが自動化されていきます。
「自分の仕事だけは絶対に自動化されない」ということはありません。
弁護士や会計士など高度な知識を有する人たちが積み重ねてきた、数十年の知識でさえも、AIは数時間ですべて学習してしまうでしょう。
さらに、高度な職人技である外科手術など医療の現場でも、今後さらに投入されるロボットが増えるでしょう。
物を認知する、覚える、単純に動く、これらの作業をさせれば、人間に勝ち目がないことは明白です。
残された人間にできることは何でしょうか。
確実に人口が減っていく中で、日本人にできることは何でしょうか。
各人、考えてみると、様々な答えがあると思います。
でも、これだけは宣言します。
雇われ労働が圧倒的に多い現在の日本に比べて、今後の日本はクリエイティブな活動(例えば、ブログ・サイト執筆、イラスト作成、動画・写真投稿、VRなど)が今度さらに拡充していくでしょう。
まずは、
「消費する側から、生産する側に回る」
そして、
「発信した情報を見てもらえる環境をつくる」
ことが、今できることだと筆者は思います。
繰り返しになりますが、役にたちそうにない情報であっても、一部の人にとっては「あなたの目線」「あなたが描いた創造性」自体が有益な情報となります。
みなさんもブログやイラスト、動画など初めてみませんか?
お知らせ
コメント欄を追加してみましたので、ブログの感想や質問等お寄せいただければ幸いです。
コメント内容については、不適切なものを除き公開させていただきます。
非公開希望であれば、その旨コメント欄にご記入ください。

