カフェ、定食屋、居酒屋、バー…と興味さえあれば、様々なタイプのお店を渡り歩く筆者ですが、時々、小洒落たレストランにも行きたくなります。
今回の記事は諫早市天満町の「オステリア(※)エッセンツァ」さん。
※後日調べたところ、イタリアン系のお店では格式あるところを「リストランテ」、ちょっとカジュアルな雰囲気の居酒屋を「オステリア」、軽食やピザを中心にしたところを「トラットリア」や「ピッツェリア」と表現するそうです。
前から食レポサイトを見て、気になっていたお店です。
トップ画像のとおり、同じビルには飲み屋さんも入っていますが、一階にあり道路に面しているので入りやすいお店です。
訪問した時期は10月初旬。
夏から秋に移りかけた時期のコースを堪能してきました。
店内は清潔感があって、料理は一皿一皿が丁寧に仕上げられているので、記念日やお祝いで来店すると良い感じのお店だと、個人的に思います。
早速ですが、訪問した際のコース料理を紹介していきたいと思います。
※予約時からコース料理と伝えていましたが、当日予約なしのお客さんもいらっしゃったので、予約なしのアラカルト注文もできるみたいです。
イタリアンの前菜はどれもお酒がすすむので、編み出した先人たちは罪深いなあと思います(笑)

「オクラ、パプリカ、インゲンのバーニャカウダ」、「パプリカのピクルス?」、「豆の塩漬け?」、「鶏肉蒸し?」、「きのこのマリネ?」、「豚肉のロースト?」、これに「ブルスケッタ」が添えられていました。
※マスターが一品ずつ説明してくれましたが、イタリアンを知らない筆者に分かるはずもなく…「?」とあるものは予測で書いています。違ってたらすいません。(以下同じ)
スープは安納芋(あんのういも)のポタージュ。

甘いものがあまり得意ではない筆者でも、芋本来の自然な甘さだったので、美味しくいただけました。
しっかりこされていて、喉ごしもよかったです。
この量もちょうど良いんです。
続いてパスタ。

エッセンツァのパスタは手打ちの平麺で、「タリアテッレ」でした。
キノコとガーリックオイル、塩こしょうのシンプルな味付けがお酒によく合います。
筆者の知るところだと、フェットチーネに近く、立体的で絵的にも映えるパスタでした。
メインは鴨肉のステーキ?ビステッカ?(忘れました笑)

筆者は「鴨肉」を食べることが滅多にないので、久々にお目にかかりました。
牛肉ほど硬くなく、鶏肉ほど柔らかくない、それでいて鉄分が強めでワインと相性がよさそうな上品な味でした。
ビールで流してしまいましたが(笑)
ソースはバルサミコ酢か、ベリー系だったかと思います。
個人的には、岩塩も試してみたかったです。
蕪とイチジクもなかなか食べることがない野菜・フルーツですが、見た目の彩りとして、お口直しとして、鴨肉とマッチしていました。
最後は、ドルチェ2品。


マロンの「タルト?」にキウイと梨が添えられた一皿。
甘夏のシャーベットはシャキシャキで甘酸っぱい。
最後の最後まで、丁寧な一皿を楽しむことができ、また少食の胃袋にはジャストの食事量で、筆者は大満足でした。
あ、この後にホットコーヒーと、クッキーもありました。
が、食事に満足して、写真を撮り忘れていました(笑)
当日は平日ど真ん中だったこともあり、ほぼ貸切状態で食事を楽しむことができましたが、週末でも席数がそれほど多い店ではないので、わいわいがやがやではなく、静かに食事を楽しむ系のお店かと思います。
関係がある程度落ち着いてきて「明日のデートはちょっと贅沢したい!」というカップルに、ぴったりのお店かもしれません。
あ、そうそう!
偶然だったのですが、この「エッセンツァ」と以前の記事で紹介したBURNSのマスターが知り合いだそうです(笑)。
「エッセンツァ→BURNS」又は「BURNS→エッセンツァ」の流れで来店すると各店のマスターとも話が合うかもしれません。


