心理学の本を読んだ後、現実でそのワンシーンに巡り会ったときは「こういうことだったのか！！」と感動を覚えることが多い筆者です。
当然、心理学で言われていることはエビデンスがあったとしても、被験者数や文化・慣習、人種などの要素によって実験結果が多少変わるため、論文を鵜呑みにしてはいけないことは弁えています。
ただ、日常生活で知っていると得することが多いのも心理学の知識です。
例えば、
「人間は〇〇な状況では、〇〇な選択をしてしまう傾向にある」
「男性と女性で会話のすれ違いが出てしまうのは脳の構造上、仕方ないこと」
「初対面の人とのコミュニケーションは〇〇をやると上手くいく」
「モテる人にはモテる人なりの特徴がある」
なども、心理学で客観的に説明することができます。
読み物として楽しむ分であれば、心理学は超おもしろい学問だと個人的に思います。
この記事については「ホンマでっか？」くらいの薄い疑いを持ちつつ楽しんでいただければ幸いです。
バッグをどこに置くかであなたに対する開放性が分かる？
男性はバッグを持ってレストランに入ることが少ないので、この説は主に女性を対象にした話になります。
バッグと言っても、キャリーバッグやリュックなどの大きめの荷物を入れたバッグではなく、ポーチや小物を入れるくらいの「ハンドバッグ」をイメージしてください。
4人席に通されて対面で座る場合と、2席で座る場合、荷物置きのカゴがある場合など、バッグを置くスペースにも依存する話でもあるのですが…
早速ですが、ハンドバッグで何が分かるのかと言うと…
レストランで席に着席したあと、ハンドバッグを置く位置が女性の身体に近ければ近いほど、女性は防衛本能が高まっていて、相手のことを警戒している傾向にあるんだそうです。
特に膝の上に置いているときは、男性にまったく信頼を寄せていないそうな。
同様に考えれば、ドライブのときに「荷物後ろに置いていいよ？」と男性が声をかけて、「大丈夫」と断られた場合も、同じく信頼されていない傾向にあるのかもしれませんね。
スマホの置き方であなたへの本気度が分かる？
バッグを置く位置に通じる話ですが、スマホを置く位置が身体に近ければ近いほど、相手に見られたくないという防衛本能が働いていると考えられ、この傾向は男女ともに見られます。
一方、警戒心が薄く、かつ相手と話したいと思っている相手であれば、スマホはテーブルの上ではなく、ポケットやバッグの中に収まっていることが多いのかもしれません。
話の流れでスマホが必要になるときはあるかもしれませんが、それ以外でスマホを触り続けているのは、実は相手に興味がないというサインかもしれませんね。
それと、スマホの画面をテーブルに伏せて置くことが多い人は浮気性の傾向にあるという話もあります。
「デート中でも連絡をとっている相手がいる」「通知を見られたくない」という気持ちの現れ、といったところでしょうね。
あくまでも一説なので、全ての人に当てはまることではないですがね。
逆に、「相手に心を開いているからこそスマホを触りながら話している」という人がいてもおかしくはないですので（笑）
過去付き合った異性の話で浮気性なのかが分かる？
過去に付き合った異性といい思い出がない人ほど、交際相手に美男美女を求め、かつ浮気をしやすい傾向にあるそうです。
新しい相手の前で、過去の恋愛を自分から話す人は少ないでしょう。
だからこそ、話を振ってもいないのに、自分から過去の辛かった恋愛話をしてしまうのは、精神的な不安定性が垣間見え、転じて、浮気性の傾向にあると言えるのかもしれませんね。
「これまでの恋では、愛を感じることができなかった」という人は、新しいパートナーが優しくしてくれても、どこかで信頼を寄せられず、別の人に流れるということが起きてしまう…ということでしょうか。
ただ、浮気をしやすい「遺伝子」の研究論文もあるくらいなので、浮気を繰り返してしまったり、関係が長く続かないのは、そもそも遺伝子レベルで決まっているのかも…？
あとがき
さて、身近な心理学ということで、３種類のデート中の言動を紹介しましたが、筆者もこの中でついやってしまう行動が実はあります。
医学や科学のように定量的なエビデンスがあればいいですが、心理学の多くは統計による「傾向」、つまり『A型は几帳面』『B型は自己中』といったものと同じレベルの話なのかもしれません。
なので、この記事の内容は、
「スマホ裏向きは浮気性だよ～妬いちゃうね～」
くらいの遊び心で、軽い話題として使ってみてくださいね。
筆者は「身近な心理学」が結構好きなので、また紹介できることがあったら記事にしてみたいと思います。
https://redbrue.com/between-cups-distance-mentalism/
