ネット社会の単語は知っているけど「まだ自分には関係ないからいいや」と思っている人にこそ読んで欲しい記事を書いてみます。
このブログは恋愛関係の記事が多くなっていますが、これからはライフスタイルについても多めに発信していきたいと思います。
と言うのも、社会的地位(現代なら職業と収入)を持っていてこそ、人は恋愛と向き合うことができますが、恋愛をしない人たちが増えている背景にはこうした社会的地位の不安定性があるため、それを認知・対応していく必要があるからです。
今回の記事は、IoT(Internet of Things)と5G(5 Generation)について、ビジネス書で学んだ内容とそれに係る筆者の考えを書いてみたいと思います。
※以下、筆者注ですが正確な内容はググってください。
IoT…あらゆるものがインターネットにつながる社会のことであり、例えば洗濯機が天気情報を取得し2時間後に雨が降り始めることを知らせしたり、外出先からエアコンのスイッチを操作したり、離れて暮らす祖母がポットを使うと遠くの孫に通知したりすることができる社会。
5G…通信技術における第5世代であり、超高速大容量通信により様々なIoTを実現していく。ちなみに、1Gは電話通信技術、2Gは電子メールや音質向上した電話通信技術、3Gは情報プラットフォームの技術(携帯で検索が可能)、4Gは動画やスマホ・ゲーム・アプリが台頭した世代のこと。
自動運転車はいつ現実化するか
結論を先に言いますが、自動運転車はもう実現しています。
ただ、自動運転車の技術的な達成目標の最高値にはまだ達していないことと、自動運転車を受け入れる社会インフラ(ハード面、ソフト面)が整っていないだけです。
自動運転車は、自動車というモノにインターネットを組み合わせているのでIoTの一部と言えますね。
では、現実的に日本で自動運転車が導入される時期はいつ頃でしょうか?
おそらく勘がいい人はこう考えたと思います。
「導入されると言っても都市部と地方では違うんじゃない?」
その通りです。
日本の場合都市部では2020年代に、地方でも2030年代に導入されると予想されています。
10年前、今私たちがスマートフォンを当然のように使っていることを誰かが予想したでしょうか。
そう考えると、10年後の私たちは10年前に自動車を運転していたことが信じられないのかもしれませんし、いつかは運転が法律で禁止される可能性もあります。
世界で一番人を殺している武器兵器は銃でも爆弾でもなく、自動車ですからね。
それが世の中の自然な流れだと思います。
ちなみに世界のトヨタは「自動車屋さんやめます」と公言しています。
自家用車からカーシェアへ、カーシェアから自動運転へ、自動運転か交通サービスのサブスクリプション。
そういう時代はもうすぐそこまできています。
ゲーム機を買わない時代へ
日本のゲーム気と言えばPlayStation派、Switch派などに別れると思いますが、今後はそのハード機自体も購入することがなくなる未来が予想されています。
と言うか、アメリカでは既にGoogleがSTADIAというクラウド型のゲームサービスを提供しています。
簡単に言えば、クラウドの中にゲーム機が格納されているイメージです。(VRゴーグルなどを除けば、ゲーム機自体は存在せず全ゲーム共通のコントローラーのみでプレイ。)
SONYや任天堂にとっては、ゲーム機を買ってもらうことで客の囲い込みができるため、できればゲーム機の製造も続けたいところだと思います。
しかし、ゲームの需要は「家庭で楽しむもの」から「インターネットに接続して様々な人と経験をシェアしたり、外に持ち出して対戦を楽しむもの」へとシフトしてきていますので、クラウド上に内蔵されたゲーム機で遅延なく遊ぶことができれば、ハード機はいらないわけです。
この「遅延なく」がポイントですが4Gの時代ではこれは難しいことでした。
なぜなら大容量通信がなかったから。
じゃあ、それが実現したら?
5G環境では2時間の映画を3秒でダウンロードできるとも言われ4Gとは圧倒的なスピード差があります。
※アメリカでは2019年3月からすでに5Gの導入が順次始まっているため、STADIAのようなサービスが可能なのだと思われます。
IoTやAIで身近で高度な医療へ
医療について筆者は思うところがあります。
病院によって違いますが、受診できる時間は平日午前9:00〜17:00、土曜9:00〜12:00とかですよね。
これって、大部分の社会人は「休みを取らないと」医療機関を基本的に受診できない仕組みになっています。
健康保険料を納めているのにもかかわらず。
もちろん、大半の人は健康だから病院に行かなくていいのかもしれませんが、逆に、病院での予防医療を義務付けたらどうでしょう。
「気づいた時には遅くてステージ4でした」という段階での医療は誰も望みませんよね。
「悪性腫瘍になる前に気づいてよかったですね」という医療の方が多くの国民が幸せになります。
よくホリエモンのネットニュースで、子宮頸癌ワクチンやピロリ菌の除菌などが話題になりますが、それを取りたてて騒ぐのは議員かフェミニスト団体くらいのもので、私たちの身近な予防医療は、インフルエンザや子供の頃の風疹予防接種くらいに止まっています。
「予防よりも治療が儲かる」とささやく団体の後ろ盾があるのかもしれませんね…。
さて、予防医療に話がそれかけましたが、昨今では医療の分野でもIoTが期待され初めています。
例えば、アップルウォッチなどの危機でバイタルを計測して異常を知らせることができるようになりましたし、端末を通して簡易的な問診をしたりすることもできます。
これにより病院から遠い場所に済む人でも簡易的ですが医師の診療を仮受診でき、必要に応じて病院を本受診することができます。
ちょっとSF的ではありますが、遠隔地にいながらロボットアームを操作して術者とシンクロさせて動かす技術が可能になれば、アメリカにいながら日本の手術を執刀できるようになるかもしれません。
これができれば、少なくとも執刀医の面での医師不足は解消できそうです。
時間的な意味での地域間格差
ここまで、IoTと5Gに関するホットな話題をお伝えしてきたところですが、この時代の変化を生き抜くために最も重要なことは、ここまでの太文字部分で書いたことにあると筆者は考えています。
自動運転が入るのは同じ日本だから、都市部と地方は一緒?
5Gになるタイミングは、都市部と地方は一緒?
都市部のマンションに済む人と地方の山奥に住む人が受けられる医療のレベルは一緒?
いずれかは、一緒になるでしょう。
ただ、どのサービスもまずは都市部から導入されていくはずです。
例えばの話ですが、都市部の人は2016年にスマホを使い始め、地方の人は2018年にスマホを使い始めたとすれば、そこには2年という機会損失の期間があって、ビジネスチャンスも生活の質も都市部と地方では全然違っていたわけです。
やっぱり、都市部と地方には様々なサービスの面で埋まらない溝があります。
さて、2020年に都市部での5Gサービスが始まります。
大容量通信によって日本社会はどのように変わっていくのでしょう。

