東出昌大さんの不倫のニュースが世間を騒がせていますね。
さわやか系俳優とあって大きなイメージダウンに繋がることはもちろん、妻の杏さんとの関係やCM打ち切りなどに関する記事が続々とYahoo!にあがっていました。
そんなニュースを見た筆者が「芸能人の不倫のニュースは見ない方がいい理由」を語るという矛盾した記事になるのですが(笑)、今回は記事を書く参考のためにニュースを覗いてみました。
記事をいくつか見てみた結果、やっぱり見ない方がいいと思いましたので、以下その理由をまとめていきたいと思います。
不倫のニュースは情報に価値がない
まず不倫や浮気(以下まとめて「不倫」とします)についてはどの行為から該当するのかという線引きの話もありますが「大人の組体操をしたら不倫」と考える男性は多いですよね。
一方の女性は、特に感情を大事にするので「気持ちが移ったら不倫」と考える人もいるようです。
でもそれだったら「本命は違うけど組体操しちゃった」とか、ややこしい話が出てくるので、今回は組体操をしたら不倫として話を進めていきます。
さて、人が不倫をしてしまう根本的な原因はどこにあるのでしょう。
以下は筆者の考えですが「頭の良し悪し」が関係していると思います。
なぜなら、人を不倫へと動かしてしまうのは「理性の欠如」だから。
不倫をしない人は「妻(恋人)の信頼を裏切ることになる」「一時の感情に流されるのは猿と同じ」「社会的な信用を失う」といった第三者の視点で物事を考えます。
逆に、不倫をする人は「絶対バレない」「この日なら大丈夫」「証拠は残っていない」など自分の視点でしか物事を考えません。仮に第三者の視点で考えていても、判断力が低いので不倫を行動に移してしまいます。
「頭が悪い人たち」のニュースが定期的に、日本中で白昼堂々報じられているわけですが、そんなニュースを見て新しい発見や学ぶことが何かあるでしょうか?
不倫のニュースで参考になることは一つもなく、出てくるのは批判や嫌悪感など負の感情だけです。

メディアに期待させられ落とされる
冒頭の書きだしで「さわやか系俳優とあって大きなイメージダウン…」と書いていますが、これは世間が勝手に作り出したイメージです。
東出さんは役者ですから、たまたま真面目な役を芝居していただけです。
それなのに、本性を知らない私たちが勝手に期待して、勝手に落ち込んでいるのは少しおかしいことだと思いませんか?
彼の周囲のスタッフやご家族などが落ち込むのであれば、まだ分かりますが、完全に赤の他人が不倫のニュースを見て一喜一憂するのは、バカバカしいことです。
不倫のニュースが好きな人は、メディアに誘導され刷り込まれたイメージと彼が犯した過ちのギャップをエンターテインメントとして楽しんでしまっているのかもしれません。
人の不幸な出来事をつい興味本位でクリックしてしまうだけなら、被害者は自分一人だけなのでまだいいでしょう。
しかし、その何も生産性がないニュースをリツイート、リプ、イイねなどで反応してしまうと、見る気がなかった人にまで二次被害を及ぼしてしまいます。
「芸能人の不倫」は数週間経てば誰もが忘れている現代社会のゴミニュースです。
普段から見ないようにしておく、拡散しないようにそっとしておく方が自分のためになると思います。
あとがき
不倫は「倫理」を「不(否定)」することですから、本人たち以外は不幸になります。
外野がどうこう批判することではありませんし、時間の無駄です。
そう思っていても、芸能人の不倫のニュースは見たくなくても目に入ってくるんですけどね。
変な意味じゃないですが「勝手にやっとけ」という感じです(笑)
話が少しそれますが、もし身の回りで不倫や浮気がわかったときには、あなたが外野なら基本的に黙って見過ごし、親しい人の不倫なら話を聞いたうえで最後の最後には許してあげましょう。
実は筆者自身も「失敗した人を正してあげることが正義」だと勘違いしていた時期があったのですが、それは間違っていました。
人は、自分で失敗に気づいて変わろうとしなければ変われません。
それでいて、失敗を許したあとに同じことを繰り返すようであればそのときに考えればいいのではないでしょうか。
人生・時間は有限ですから。
(1/25追記)
キンコン西野さんのVoicy(1/25朝)でも「他人の不倫を許せない人たち」という放送があり「なぜ赤の他人に怒れるのか、批判できるのか」という内容があったのでご紹介しておきます。
