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カフェで一杯のコーヒーを頂いて、飲食業の未来を考えた

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コロナ禍の今だからこそ、自身の生活様式を見直している人が多いと思います。

個人に限らず、企業も、社会も、少しずつ移り変わっていて、ちょっと難しい言葉で言えば、パラダイムシフト(paradigm shift:思考や概念の革命的変化)なんて言ったりもします。

さて、今日は筆者も利用することが多い、“コーヒーやカフェの普遍的価値”に焦点をあてて話をしていきます。

スタバのコーヒーをマクドナルドで出したら売れるか

この記事を書こうと思ったきっかけ、今まさにマクドナルドにいるからです。

もちろん、アイスコーヒーを飲む時以外はマスクをして、他の客と向き合わないようにしたうえ、ソーシャルディスタンスも徹底しています。

夕方の予定まで6時間くらいあったので、プログラミングとブログでもやろうかと思って、家を出ました。

筆者は「自宅であまり集中できないタイプ」なので、スタバ、マクドナルドをよく利用しています。

ここで思ったのが、マクドナルドで販売されているアイスコーヒーは当然、マクドナルドお手製のアイスコーヒーだということ。

「当たり前だろ?」

本当に当たり前なのでしょうか。

都市部に住む人は想像できないと思うのですが、地方では住んでいる市内にスタバがないことも結構あるんです。

もし仮に、モノとしての”スタバのコーヒー”に商品価値があるのであれば、コンビニやスーパーで販売しても需要があるかもしれません。

皆さんは売れると思いますか?スタバ以外で売っている”スタバのコーヒー”。

なぜスタバのコーヒーは売れるのか

先ほどの、スタバ以外で売っている”スタバのコーヒー”が売れないことを、みなさんは肌感としてわかっているかと思います。

それを言葉で説明してみることで、“コーヒーの普遍的価値”が見えてきます。

ここで出てくる概念は、以前ブログでも取り扱った”役に立つ”と”意味がある”の概念です。

難しそうな話ですが、意外と簡単なので安心してください。

まずは”役に立つコーヒー”を考えてみましょう。

茶色の液体で、カフェインを含み、アイスとホットの両方で提供できるドリンク。

ビジネス、カジュアルシーン、食事など場面を問わず登場する飲料。

コンビニや道路沿いのカフェなどで、すぐに購入可能。

他方、”意味があるコーヒー”とは。

原産地が限られた豆を使ったり、居住満足度が高い空間で提供され、スイーツの質も劣らないカフェで飲むコーヒー。

バリスタが目の前で特殊な器具を使って淹れてくれるコーヒー。

スタバのコーヒーは”意味があるコーヒー”を売っていて、売れ行きさっぱりのセンスがないカフェは”役に立つコーヒー”を売っています。

※ここでは、便宜上スタバのコーヒーと言っていますが、他のフラペチーノなどのドリンクも含めた意味です。確か、コーヒーよりも他のドリンク類の売上の方が高かったと思います。

健康リスクとカフェ需要

先ほどまでの話であれば、”意味があるコーヒー”つまり何らかのプレミアムを提供していれば、カフェは生き残ることになりますが、ここに登場したのがコロナウイルスでした。

いくらプレミアムなコーヒーを提供していても、健康リスクを犯してまでカフェにコーヒーを飲みにいくことはしません。

感染傾向や予防効果の実効性などのエビデンスが揃えば、再び客足は戻るでしょうけど、健康リスクが高い高齢者などの需要は特に戻りにくいことが予測されます。

で、ここで言っているのは、”意味があるコーヒー”を提供しているカフェと健康リスクの話。

テイクアウト戦略が成功したり、別の事業展開にまだ活路があるでしょう。

パラダイムシフトと”役に立つコーヒー”を続けるカフェ

続いて、”役に立つコーヒー”を売っているカフェの話。

コロナ禍で既に廃業・倒産したカフェも多く出ていると思います。

それでも給付金や補助、銀行からの融資で耐えている店もあるでしょう。

ただ、”役に立つコーヒー”しか売れないカフェはいずれ終わりがきます。

なぜなら、”役に立つコーヒー”は代えがきくからです。

従来型のカフェでの打ち合わせはオンラインで完結するようになりました(根づきつつある)し、これからはハンコも電子化していきます。

また、家でもある程度の味が出せるコーヒーマシンの登場、コンビニコーヒーのクオリティ向上なども背景にあり、”役に立つコーヒー”を続けるカフェは居場所を失っていくでしょう。

コロナ禍の飲食ビジネスは、”意味がある”を提供するか、あるいは”役に立つ”を提供するかによって、明暗がはっきりと分かれることになると筆者は思います。

あとがき

今回は、コーヒー1杯で”意味がある”と”役に立つ”の話をしましたが、これって、これからの世の中は本当に重要になってくる概念だと思っています。

これまでの世の中は圧倒的に”役に立つ”人材や、職種、サービスなどが求められてきました。

しかし、オートメーションやIoT、生活様式の変化によって、”役に立つ”は人がやることではなくなってきています。

この状況を俯瞰して、「コロナによって生活が変わった」というより、「変わるべき未来をコロナが急かしただけ」だと筆者は思っています。

歴史を見ても、世界的な感染症の流行や大規模災害は過去にも起きていて、犠牲はありますが、その都度人類は前に進んできたことを考えると、「コロナが収束したら元の生活にもどる」という考えは、時代に逆行するようなものなのかもしれません。

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長崎の20代/縛られのサラリーマン/街コン合コンの果て何があるのか模索中/人との巡り会いや恋愛関係を中心に記事を書いています/プロフィール画像はフラペ君!知り合いが描いてくれたオリジナルキャラです/

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