ライフスタイル

日本人が英語を学ぶ目的〜TOEICや英検は必要?〜

唐突ですが「常識」が何かを考えたことがありますか?

辞書的な意味では以下のとおりです。

一般の社会人が共通にもつ、またもつべき普通の知識・意見や判断力。

引用:goo国語辞書

一般に多くの人(とりわけ社会人)が持っている知識ということなんですが、筆者は「常識が必ずしも正しいとは限らない」と思うんです。

 

例えば、

砂糖は甘いということを1%の人が知っていて、99%の人が知らなかったとします。

この場合、99%の人が知らないことが常識となってしまうわけです。

 

1%の人しか英語ができないなら、99%の人は英語ができなくても普通と考えてしまうわけです。

 

何が言いたいのかというと、多数決で決定される理屈や考え方は、鵜呑みにする前に少し疑ってみた方がいいということです。

さて、前置きはこれくらいにして、今回は世界基準の言語「英語」ができない日本人について書いてみたいと思います。

 

高得点・資格取得が目的?

英語の体得レベルを計る指標として、TOEICや英検を受験する方が日本には多いです。

筆者も学生時代にこれらの検定を受検してきました。

 

ただ、実際に使えるレベルまで英語を勉強している人はほんの一握りで、大学受験や就職、昇進などに必要な点数がとれれば、それで満足してしまう人が多いかと思います。

自分自身の英語技能を客観的に評価する際、英検のGradeやTOEICのScoreは、学習のモチベーションを高めてくれるので、学習効果を高める点では有効です。

しかし、高得点の「証」を取得しても、その英語力が発揮されることがなければ、なんのための英語の資格なのか…ということになりますよね。

実は、筆者自身も何も役に立たない資格を持っています(笑)

高校2年のとき英検2級合格、大学1年のときTOEIC660点だったんです。

でも、街で外国人が道に困っているように見えても声をかけることはできませんし、簡単な英語のサイトは読めても、英語の学術論文や専門的な文章は読むことができません。

到底、仕事で使えるレベルではありません。

 

英語が実用的に「読める」「聞ける」「話せる」「聴ける」。

これらの技能を身につけて使うために、英語を学んでいるのであって、英検やTOEICで高得点をとることは通過点に過ぎないってことを忘れないようにしたいものです。

 

英語を使う必要性が英語力を高める

なぜ、中学校、高校、大学と英語を勉強している学生が多い日本で、実際に英語を使えるようになる人が少ないのか。

それは、英語を学んでいる学習期間中、日本ではなかなか実用的な英語を使う機会がないことが原因であると思います。

というのも、大学時代に筆者よりもTOEICのスコアが低かった友人が1年間語学留学したのですが、帰国後はネイティブの留学生達と流暢なコミュニケーションができるほどになっていました。

ちなみに、帰国後にTOIECを受験すると800点台後半のスコアを出していました。

 

英語を使う必要に迫られると、人は急激に成長するものだと思ったことを覚えています。

 

近頃であれば、どこの大学に入ったとしても、英語を母国語とする留学生たちがいますよね。

学生さんは、ぜひ留学生達と友達になって、普段から英語が使える機会を作っておくといいと思います。

社会人の方も、語学が学べるサークルなど、今は学ぼうと思えば誰でも生きた英語を学ぶことができますので、興味がある方は動き出してみましょう。

 

翻訳機能があっても英語は必要

「でも英語ってAIが進化したら、自動的に翻訳してくれるから、そもそも英語を学ぶ必要性が低下してきているよね。」

という、ご指摘もあるかと思います。

筆者も大学時代に同じことを思って、英語の勉強を怠ってしまったところがあります。

単位をとるためだけに英語を勉強していました。

これまでの日本社会であれば、外国との取引がある会社や外国人の従業員がいる会社だけが、英語が必要とされてきました。

言い換えると、私たちが経済大国日本に生まれ育ったために、外国の情報を英語ベースで取り入れなくてもよかっただけです。

しかし、情報インフラが整い、新興国でも世界中の情報が取得できるようになった昨今、日本国内のみならず世界の動きにも目を向けていく時代にすでに突入しています。

それに、英語原文の内容が専門的になればなるほど、日本語への翻訳の精度が下がります。

何より、2次的な情報ということは1次的な情報を仕入れている人たちと比べると情報収集のスピードが遅れているわけです。

 

情報も鮮度が大事で、どれだけいいアイデアを自分で生み出したとしても、そのアイデアを表現するのが遅くなれば価値が低くもなるのです。

 

加えて、第一言語が英語でない国の研究者たちも、英語で研究論文を発表している事実もあります。

研究の権威を持つ研究誌が英語縛りという事情もあったりするんでしょうが、英語という汎用性が高い言語で論文を発表することで、世界中で速やかに情報がシェアできるから、というのも理由のひとつだと個人的に思います。

「世界的な標準語は英語」この事実が変わらない限り、誰もが英語を学ぶ必要性はあるでしょう。

 

まとめ

英検やTOEICは、自分の英語の実力を計るものさしとして使えます。

しかし、実際に使う機会がなければ、外国語の文字情報を記憶しただけに留まってしまいます。

英語ができない日本人を量産してしまったのは、ほかでもなく文部科学省であり日本の教育そのものですが、それを責めてもしょうがありません。

学生も社会人も、英語の勉強をしようと思えばスマートフォンでも、簡単に英語の勉強を始めることができますからね。

そうそう、この前ラーメン屋さんで、中国人っぽい人に絡まれたとき、食券機の前で

「It’s done?」

と聞かれました?

食券とおつりが出てきて、購入の手続きはすべて終わりか?という意味です。

このように、日本人が一生懸命勉強するSVOCよりも短文でコミュニケーションはとれます。

どの場面で、どの言い回しを使えるか。

それが分かるようになることこそ、英語学習のゴールかもしれません。

ABOUT ME
フラペ
フラペ
長崎の20代/縛られのサラリーマン/街コン合コンの果て何があるのか模索中/人との巡り会いや恋愛関係を中心に記事を書いています/プロフィール画像はフラペ君!知り合いが描いてくれたオリジナルキャラです/

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です