先月の中目黒のスタバの記事を更新しました。
写真を追加して記事をわかりやすくしてみました。

でも、写真を貼り付けるときに「この写真で大丈夫かな?」という違和感を感じました。
写真と言えばインスタにたくさん溢れていますよね。
その中にもいい写真と、パッとしない写真があります。
もし筆者の写真が、そのパッとしない写真だったとしたら、お店にとっては宣伝どころか逆に迷惑がかかる可能性もあると考えたのです。
スタバのサービスや商品の品質は周知の事実なので、個人ブログの写真くらいでは影響することはありませんが、これが小規模な飲食店だったら…。
ということで、今回の記事では「飲食店ブログはお店と読者のために書くべき」ということについて考えてみたいと思います。
伝えたい情報に合わせてツールを変える
まず筆者のブログは20代〜30代に向けて書いているので、飲食店の紹介をしようと思うと年代的にブログよりもインスタが有利です。
そのことに気づいた時点で、筆者のブログで飲食店を記事にしてもあまり需要がないと思い書くのをやめました。
筆者が飲食店を記事にする場合があるのは「デートで使える店」という恋愛要素があるときです。
筆者のブログは「恋愛」や「ライフスタイル」のテーマを取り扱っているので、それに関係することであれば記事にしようと思っています。
一方、単なる飲食店紹介にしかならないお店なら記事にはしません。
なぜなら冒頭で説明したように「パッとしない写真」をブログやインスタにアップしたり、質が低すぎる記事を書いてしまうと、お店のイメージを損ねてしまうからです。
またインスタは新しい写真や人気の写真が上位に表示されるため、情報の鮮度に間違いありませんが、ブログは閉店したお店やボロい外装・内装写真、イメチェン前の料理写真など古い情報が残っていることもあり、意図せずお店や読者に迷惑をかけることもあります。
こればっかりは、ブログに付いてまわるリスクなんですよね。
「オススメ」は信用を売るということ
先ほど、まるで20代〜30代がインスタの主要利用層だと書きましたが、もちろん10代も40代以上もインスタを使っています。
全ユーザーが情報にハッシュタグをつけて承認欲求の「いいね」を求める時代です。
そのためインスタに写真がUPされていない飲食店があるとすれば、高級店の一部くらいでしょう。
ではここで、インスタにはなくて飲食店ブログにある魅力を考えてみましょう。
写真ペタペタ貼って「有名なお店行ってきました〜!」だけなら、インスタで十分です。
飲食店ブログの魅力は、制限のない文字数や写真の枚数をいかして、込められるだけ情報を込めてその人らしさで「徹底的にオススメ」できることではないでしょうか。
これさえできていれば、お店と読者に有益な情報を提供できていると言えるでしょう。
その一方で「徹底的にオススメする」ということは、自分の信用を売っていることと同じです。
もし、不味いラーメン屋を紹介して、読者が後悔した(不利益を被った)のであれば、そのブログの信用は一気に落ちるでしょう。
なので、筆者は訪問した飲食店をブログで全部紹介するようなことは絶対にしません。
読者の信用を失ってしまいますからね。
ついでに言うと、筆者がブログで紹介しているお店であればサービスや雰囲気、クオリティを保証できます。
ちょっと話が変わりますが、みなさんは「広告」を勉強しようと思ったことはありますか?
筆者は最近、時間さえあれば広告関係の本を読んで勉強しています。
そして現代広告の代表的な人物と言えば、日本人では必ず名前が上がるのが「西野亮廣」さん。
カジサックの相方キンコン西野さんですね。
その西野さんは、常々「信用を空売りするな」的なことを言っています。
ちょっと説明を入れますね。
例えば、芸能人はその知名度を利用して、企業の商品やサービスを世に広めることで稼いでいる職業です。
そのため、自分がいいと思っていない商品でも笑顔でオススメをしなければいけません。
テレビCMがその典型例で、化粧品のCMは毎年毎年、旬なイメージモデルが変わっているのに、全員がオススメしているかのような印象を受けますよね。
これが「信用の空売り」をしている芸能人の実態というわけです。
インスタやツイッターあるいはブログなどの一部の「自称インフルエンサー」たちは信用を落としてでも情報を拡散しようとしますが、頼めば何でもステマ・拡散(オススメ)するような情報には価値はないと思いませんか?
あとがき
この記事を書いたきっかけは、東京旅行で家系ラーメンを初めて食べたことです。
「家系また食べたい!長崎にもないかな?」と思って検索し、あるブログに辿り着いたんです。
記事には「本格家系」とか「白飯に合う濃厚なスープ」とか、それらしい情報がありました。
その情報を頼りに食べに行ってきました。
ラーメンが出てきた瞬間、色を見た時点で期待がなくなりましたし、味もそれほど濃くなく、そもそもそのブロガーさんは「家系ラーメンが何なのか知ってる?本当に食べたことある?」と思いました。
店はね、悪くないんですよ。
一生懸命作っていただいて“豚骨ラーメン”としては美味しかったですから。
ただ、適当な言葉を並べて読者を騙すような記事には、ちょっと嫌な印象を抱きました。
不味くなくてもこんな思いしたら、もうそのお店に行きたくないじゃないですか。
こうなると読者とお店の両方が被害者です。
だからこそ、何かを紹介するときには「信用の空売り」をしないことが大事だなと思いました。
ではまたあした!くじら!

