最近読んだコラムで面白かった考え方を紹介します。
今日は急用で博多から家に帰ってきたのが20時ごろ、それでも毎日更新をあきらめる筆者ではありません。(昼間オイスターバーでビールと白ワイン、ディナーカクテル2杯でフラフラです笑)
ということで、いつもよりちょっと短めのコラムになりますが、ネタ帳にメモっていた面白い考え方を紹介します。
先日の「クリティカルシンキング」と出会った時も衝撃だったのですが、この「0か1か」の考え方もすごく面白いのでぜひ参考にしてくださいね。
※元ネタは宇野常寛さんという方のYahoo!ニュースの記事です。
0か1か思考
「0か1か」というキーワードだけで、察しがいい人は気づいたかと思いますが、そう「二元論」を取り扱います。
※と言っても、哲学とかを勉強したことないと知らない人が多いかも!
「二元論」は噛み砕いて言えば、YESかNOか、善か悪か、必要か不要か、のような対照的な選択をする考え方のことです。
で、この二元論を「現実世界で全ての事柄に適用してしまう人が多すぎる」という話をしていきたいと思います。
また二元論で取り扱うこととなる事柄をあえて“言語”ではなく“数値”で「0か1か」と置き換えますが、これには目的がありますので数字が苦手な人も少し我慢してくださいね!
例えば先日「マスクは黒色だといけないのか?」という記事を書きました。
ここでは「マスクは白くないといけない」という意見は0、「マスクは黒でもいいよね」という意見は1だとします。
このとき「黒でもいいけど浮くのは嫌だな〜現実的に考えたら白かな」という意見は数値では0寄りの0.3くらいのはずですが、最終的な考え方が0か1かであれば、「0.3」→「0」に補正されてしまいます。
わかりますか?二元論の危うさを。
そもそも考え方を「0」か「1」に集約する必要はありません。
0.3のまま(黒もいいけど浮くのは嫌だな〜現実的に考えたら白かな)でいいのです。
このブログの読者はきっと20代〜30代の人が多いでしょう。
仕事では上司が「0か1か」の結果論を求める人も多いかもしれません。
しかし、考えても見てください。
「0か1か」まるで2進数のような考え方ってコンピューターっぽくないですか?
2択の判断なら人間じゃなくてもいいですよね?
これまでに何度も書いているとおり、社会は5〜10年で“加速度的”に変化していきます。
だからこそ「0と1の間にあるX(変数)」こそ我々人間は大事にしなければいけません。
人と対峙したときに、意見が対立したときに「0」か「1」かの判断をしていませんか?
0.3ならそこが落とし所で、そこが「あなたらしさ」のはずです。
ぜひこの思考法を取り入れてみてくださいね。
いやこのこと、もっと書きたいし喋りたいんですけどね。
なんせ眠いので、また明日!
