美人・イケメンの顔シリーズもついに最終回(またやるかもしれませんが笑)です。
前回と前々回を踏まえ、ご紹介していこうと思います。


なお、今回の記事は女性を対象にした研究となっています。
美人の特徴が出てきますので、女性のみなさんはメイクや写真の写り方、画像加工のやり方に活かせるかもしれませんよ。
それでは内容に入っていきましょう。
※筆者は広瀬すずさんも好きですが、やっぱり一番は西野七瀬さんです。どうでもいいか(ポリシーとして書いておきます笑)
美人を集めて平均化する研究
平均化した顔の魅力度が高い研究については前々回お伝えしたところですが、その研究で集められた被験者たちは一般人でした。
つまり、一般人を平均化しても外見的な魅力度は高まっていました。
そこである研究者は考えました。
「美人だけで平均顔を作ったとしたら、さらに魅力度が高い平均顔ができるのでは?」
この仮説を実証するため、一般人の平均顔と美人たちの平均顔を比較する実験を行いました。
その結果、やはり美人たちの平均顔は一般人の平均顔に比べて魅力度は高くなりました。
さらに、一般人の平均顔と美人たちの平均顔を比較することにより「真の美人の特徴」が分かると考え、顔の各パーツの比較も行っています。
その結果は次のようなものでした。
美人たちの平均顔は一般人の平均顔に比べて、
- 目が大きい(上下左右の幅が拾い)
- 瞳孔が大きい
- 目と目の距離が長い
- 目と眉毛の距離が長い
- 頬骨の高さの顔の幅が広い
- 鼻が小さい
- 頬の幅が狭い
- あごが短い
という特徴が見つかりました。
特徴を頭の中でイメージするならアニメの美少女キャラを想像するといいと思います。
例えば「魔法少女まどかマギカ」のまどかはきれいなホームベースの顔をしています。
「なんかロリコンっぽくて“美人”のイメージと違う…」
と思うかもしれませんが、モデルやアイドルの平均顔には「幼さ」が確かな特徴としてあったのです。
自撮り写真は少し〇〇から撮るとキレイに見える⁈
話は変わりますが、みなさんは自撮りをする時にカメラをどのように構えますか?
実はこの時にもポイントがあって「カメラの視点の高さ」を変えるだけで魅力度を上げられる可能性があるんです。
先ほど美人には「幼さ(幼型化)」の要素があることをご紹介しましたが、その特徴をもう一度思い出しながら①真正面から、②少し下から、③少し上からの三方向からで自撮りをしてみてください。
遠近法で考えてみると分かりやすいですが、近くのものは大きく、遠くのものは小さく写ります。
美人の顔は「顔の上部にある目は大きくぱっちりで頬の高さの顔の幅は広い」他方、「顔の下部にある頬の幅は狭く顎は短く小さい」が特徴でしたよね。
つまり、大きく見えた方がいいのは顔の上部で、小さく見えた方がいいのは顔の下部ということになります。
そう、写真を撮るときは少し上から撮ると魅力度を高めてくれる効果が期待できますよ。

あとがき
「美人・イケメンの顔」の結論ですが、今回のシリーズで取り上げた研究を参考にすれば平均的、左右対称、幼型化(女性)の条件を満たしている顔が周囲からの外見的魅力度が高く評価される傾向にあります。
ただ、今回のシリーズでご紹介した研究はどれも生まれもった顔の形で評価される研究でしたので、「そんなことを知ったところで、大本の顔は変えようがない!」というのが私たち「普通の人」の感想ですよね。
でも、努力でどうにかできる部分も実はあります。気付きましたか?
例えば、頬がすっきりしていたり、目がパッチリ(目の周りに余計な脂肪がない)していたり…そう、当然のことではありますが、美人やイケメンは共通して痩せていたんです。
男女に関わらず、ダイエットをすることでほぼ間違いなく外見的魅力度を向上させることができるので、モテたいと思ったらまずは今すぐにスクワットしましょう。

